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BG紹介:七つの紋章、七つの部族

『7をテーマにした美しくカジュアルなトリックテイク』

サークル高天原による「七つの紋章、七つの部族」というトリックテイクが、ゲームマーケット大阪でリリースされ、その面白さで話題になった。サイトを見てみると、ゲームデザインは操られ人形館の方、コンポーネントはイリクンデの方となっているので、それらサークルの合同作品なのだろう。
自分はその次のゲームマーケットにあたる2015春に予約して手に入れた。

777701.jpg
Amigoよりもサイズが大きく、NSVよりもさらにひとサイズ大きい小箱。
高天原がリリースしている小箱シリーズは、おおよそこのサイズに統一されている。
黒くシックな見た目は、どこか象徴的なこのゲームにマッチしていて感じが良い。
箱の質があまり優れず、箱内側の糊付けがあまいのが難点だが、気になった人は自分で糊付けしてしまおう。

冒頭に書いた通り、このゲームは徹底的に"7"に拘ったゲームである。トリックテイクなのだがカード構成が独特で、7スート各7枚のカード、つまり49枚のカードで構成されている。さらに、スート毎にランク(数字)の構成が異なり、いずれも1~13のうち(中央の数である7を必ず含む)の連番でできている。
これは7枚あるのは7だけであり、同時に7の強さがスートによって異なるということも意味している。

777702.jpg
1つの部族に1つの7
そんなわけで各スートのキーとなっている"7"のカード。
通常のランクが部族民を示す人のイラストになっている(上写真を参照)のと異なり、7のカードには部族毎の紋章が描かれている。
このゲームの目的は、自分のチームがトリックテイクを通して過半数(4枚)の紋章(7のカード)を手に入れる事である。

4人プレイでは、向かい合った2人がチーム。
チームは手札配布直後に3枚のカードを伏せて交換することで、意思疎通をすることができる。例えば各スートの最強カードや7、スーパートランプとそれを守るカードなどを渡すのがセオリーだろう。
これにより、トリックが始まる前にいくつか狙いたいポイントが見えてくる。

777704.jpg
トリックテイクのルール自体はオーソドックスである。普通のマストフォローだ。
7の強さがスート毎に違っても、スート内で勝敗が決まるトリックテイクには影響がないし、1枚の切り札カラーと1枚のスーパートランプがあるのも普通だ。

しかしだ。このゲームにはスートが7種類もある上に、各スートは7枚ずつしかないのである。ゲーム序盤からフォローできない状況が発生し易く、また、そのような手札にコントロールすることが容易なのだ。

この“コントロールが容易”という特徴が、このゲーム特有の「得点手段の面白み」と「ジレンマ」を感じさせるアプローチになっている。
777705.jpg
"取ればいい"とは問屋が卸さない
チームで過半数の紋章を集めるのが目的、というのは前述したとおりだが、もう一つ重要なルールが存在する。
いずれかのチームが7回目のトリックを取った場合、"その時点でプレイヤーの手札に残っているカード全て"が、7回目のトリックを取っていない側のチームに献上される。
つまり、過半数(4枚)を取る前に7トリックを取ってはいけないのだ。

まとめると、
・どちらかのチームが過半数の紋章を手に入れるか
・どちらかのチームが7トリック目を取るか
した場合にラウンドは終了する。

そして、より紋章を多くとったチームの紋章の数から、少ないチームの紋章の数を引き、それに1点を足した点数が、紋章を多くとったチームに入る。
そしてそして、先に7点集めたチームが勝利するのである。

なんとまぁ、何から何まで綺麗に7に引っかかっているんだからすごい。
しかしここまで綺麗に7を使われては、
★は7つでないと失礼にあたる
というものだろう。

【評価】
   7.jpg

【所感まとめ】
カード構成が特徴的なだけで、やることは普通のトリックテイク。なのに、これだけゴチャゴチャしたレビューになるくらい言いたいこと書きたいことが出てくるゲームなんです。オーソドックスなのに新鮮。執拗なまでに"7"へ執着しているようで、仕上がりは無理がなく至って自然。変態とも王道とも言えない独自の面白さを創り上げていると思いました。
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