BG紹介:ハエたたき
『イカしたハエを一網打尽』
アバクスの小箱ゲーム「ハエたたき」は日本では殆ど流通していないが、本国では2007年の発売以降、長いこと絶版せずにラインナップに載り続けているロングセラーだ。
作者はChristian Heuserというイラストレーター。あまり聞かない名前だが、この本人サイト(http://www.christianheuser.de/)を見る限り、取組みの中で"カードゲームにもチャレンジをした"ということのようだ。
ちなみに邦題が同じゲームがKOSMOSから2011年に出ているが、別物である。

アバクス小箱。現在は新しいパッケージになってこれとは一部が異なっている。
ちなみにイラストはChristian Heuserではない(だいぶテイストが違う)のだが、こちらはこちらで中々ニクくて良い感じだ。
どんなゲームかと言えばタイトルを読んで字の如く。ハエを叩くゲームである。ハエを叩くのだから、やっぱり反射ゲームであろう。

中身。エンボス入りのカード。
ハエは色違いが6種類あり、さらにTシャツに描かれている数字が1から5までマチマチという個体差がある。それ以外にハエたたきカードがあるが、ハエカードに比べると比率は1/10くらいだ。
ちょっと話は逸れて、ハエの気持ち悪いところは"大きな目玉"と"なんかチュウチュウしそうなクチバシ"だと思っている。このゲームのハエはちょうどその部分がコミカルにデフォルメされているのでいい感じに見えるのだろう。
これらのハエカードとハエたたきカードを全てよく混ぜ、プレイヤー全員におおよそ均等に配り、それぞれの山札としたらゲーム開始だ。

手番になったプレイヤーは自分の山札の一番上をめくり、表にしてテーブルに放出する。ぴょーんという具合に放り込むと感じが出るぞ。
しかしこの段階ではまだ叩いたりしてはいけない。一定の条件が揃った段階で、早い者勝ちで叩かなければならないのだ。
その条件の一つ目は、場に出ているハエの色の種類が6種類になった時である。つまり、テーブルに全色揃ったらその瞬間にハエたたきタイムが開始される。ただし、この時に叩いてよいハエは、最も数の多い色のハエに限られる。
叩いたハエは得点として自分の近くに置いておこう。そうそう、もしお手付きをしてしまった場合はそれまでの得点がすべてゼロになるという点は注意しておいていただきたい。

あとこれ。これが出てもハエたたきタイム開始である。取れるハエの条件はひとつめのものと同じ。
これを続けていって、誰かの前の山札がゼロ枚になったらゲーム終了。各自が得点として手に入れたハエのTシャツの点を合計して勝負を決める。
取った札によってかなりの強弱が存在するのだ。フェアーな設定が多いカルタゲームには珍しい。
【評価】

【所感まとめ】
かるたというシステムとハエ叩きというテーマは、再現度という点では非常に相性が良いと言えます。そこに「ハエ毎の得点差異」といったカジュアルな刺激が加わり、パーティーゲームとしてそこそこ面白い仕上がりになっていると思います。しかし、海外産のカルタゲームは流行りませんかね。
アバクスの小箱ゲーム「ハエたたき」は日本では殆ど流通していないが、本国では2007年の発売以降、長いこと絶版せずにラインナップに載り続けているロングセラーだ。
作者はChristian Heuserというイラストレーター。あまり聞かない名前だが、この本人サイト(http://www.christianheuser.de/)を見る限り、取組みの中で"カードゲームにもチャレンジをした"ということのようだ。
ちなみに邦題が同じゲームがKOSMOSから2011年に出ているが、別物である。

アバクス小箱。現在は新しいパッケージになってこれとは一部が異なっている。
ちなみにイラストはChristian Heuserではない(だいぶテイストが違う)のだが、こちらはこちらで中々ニクくて良い感じだ。
どんなゲームかと言えばタイトルを読んで字の如く。ハエを叩くゲームである。ハエを叩くのだから、やっぱり反射ゲームであろう。

中身。エンボス入りのカード。
ハエは色違いが6種類あり、さらにTシャツに描かれている数字が1から5までマチマチという個体差がある。それ以外にハエたたきカードがあるが、ハエカードに比べると比率は1/10くらいだ。
ちょっと話は逸れて、ハエの気持ち悪いところは"大きな目玉"と"なんかチュウチュウしそうなクチバシ"だと思っている。このゲームのハエはちょうどその部分がコミカルにデフォルメされているのでいい感じに見えるのだろう。
これらのハエカードとハエたたきカードを全てよく混ぜ、プレイヤー全員におおよそ均等に配り、それぞれの山札としたらゲーム開始だ。

手番になったプレイヤーは自分の山札の一番上をめくり、表にしてテーブルに放出する。ぴょーんという具合に放り込むと感じが出るぞ。
しかしこの段階ではまだ叩いたりしてはいけない。一定の条件が揃った段階で、早い者勝ちで叩かなければならないのだ。
その条件の一つ目は、場に出ているハエの色の種類が6種類になった時である。つまり、テーブルに全色揃ったらその瞬間にハエたたきタイムが開始される。ただし、この時に叩いてよいハエは、最も数の多い色のハエに限られる。
叩いたハエは得点として自分の近くに置いておこう。そうそう、もしお手付きをしてしまった場合はそれまでの得点がすべてゼロになるという点は注意しておいていただきたい。

あとこれ。これが出てもハエたたきタイム開始である。取れるハエの条件はひとつめのものと同じ。
これを続けていって、誰かの前の山札がゼロ枚になったらゲーム終了。各自が得点として手に入れたハエのTシャツの点を合計して勝負を決める。
取った札によってかなりの強弱が存在するのだ。フェアーな設定が多いカルタゲームには珍しい。
【評価】

【所感まとめ】
かるたというシステムとハエ叩きというテーマは、再現度という点では非常に相性が良いと言えます。そこに「ハエ毎の得点差異」といったカジュアルな刺激が加わり、パーティーゲームとしてそこそこ面白い仕上がりになっていると思います。しかし、海外産のカルタゲームは流行りませんかね。
コメント
コメントする
このエントリーのトラックバックURL
これがこのエントリーのトラックバックURLです。
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)