BG紹介:よくみてごらん

『忍者的目標ストレッチ』

忍者修業には、小さな木の上を毎日ジャンプで飛び越えることで、木の成長と共にジャンプ力が鍛えられる、という絶対にすべらない話がある。
記憶も同じで、いきなりイラスト10枚を覚えろと言われても無茶だが、少ない枚数からだんだん増やしていけば驚くほどの数を覚えられるものである。君もぜひ「よくみてごらん」で試してみてほしい。

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アミーゴ小箱。
作者はハイム・シャフィールで、アミーゴマニアで彼を知らない者はいないだろう。「ハリガリ」、「8 1/2」、「ネズミくん気を付けて」、「ココタキ」など、ファミリー向けの柱を作った人物と言っても違和感はない。

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中身。先日お尋ねいただいた方がいたので捕捉したいのだが、Amigoでは1デッキしか箱の中に入っていない場合、ガタガタと動かないようにプラケースが入れられている。Amigo以外では昔のQueenや、ASSなどがこの仕様にしてくれている。ありがたい。
内側プラケースという意味では、「ビックファイブ」や「オガララ」もカードサイズが小さいためプラケースで守る形になっている。こういうプロダクトのリッチさはAmigoならではだ。

カードはAmigoイエローシリーズと同様の分厚い紙である。エンボスではない。
表裏の概念がなく、両方に同じようなイラストが描かれている。のだが、この2つのイラストは微妙に違うのだ。防止のツバが上向きと下向きだったりとか、そういう些細な違い。
各プレイヤーはこのカードを規定枚数受け取る。さらに、場にも数枚だして、ゲーム開始。

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これはゲーム途中の様子なので枚数が多いが、最初は場のカード数枚というところから始まる。
手番のまわってきたプレイヤーは、全員に目をつむってもらい、その間に1枚を裏返す。他のプレイヤーはなにがめくられたかを当てる。当てたプレイヤーは自分の手札を場に出せる。誰も当てられなかったら手番のプレイヤーが場に出せる。
これを繰り返して手札を早くなくすことを目指すわけだ。

それではためしに、上の写真をよーく見て、中身を覚えてみよう。
十分に覚えることができたと思ったら、下の写真で何がめくられたか当ててみてほしい。

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おわかりいただけただろうか
わかった!という方、安心してください。履いてますよ!実際のプレイでは、同じカードが何回もめくられたりするため、直前がどのパターンだったか、意外に覚えていないものです。
わからなかった!という方、安心してください。履いてますよ!実際のプレイでは、少ない枚数からだんだん増えていくので、ここでやるよりも簡単に感じるはずです。

【評価】
   5.jpg

【所感まとめ】
さすがハイムさん。定番になりえる良いゲームです。神経衰弱のようなメモリーゲームでは、どうせあたりもしないのにプレイはしなければならない序盤がなんともですが、その点をクリアしているところが良いですね。

◆ハイムプロダクト

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