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BG紹介:ロイヤルグッズ

『収穫シリーズが小箱にギュ!』

「アグリコラ」のリリース以降、大型ゲームの注目株として君臨し続けている収穫シリーズ。今ではどこまでが収穫シリーズなのかもわからないほど、そのタイトル数は豊富だ。
作者は基本的に元祖アグリコラ作者であるウヴェ・ローゼンベルグであることがほとんどだが、ボーナンザシリーズと同様、他のクリエイターも制作に携わるケースがある。
今回紹介する「ロイヤルグッズ」は「祈り働け」シリーズの小箱ゲームという位置づけである。作者はウヴェ様ではなく「ブルームサービス」などで知られるプフィスターだ。

royalg01.jpg
このゲームの大きな話題性の1つは、ズッシリ超絶コンポーネントが当たり前の収穫シリーズが、所謂小箱の中に納まっているという事だろう。
カード以外は何も入っていない。
しかも1つのカードがシステム上の色々な役割を担っているため、カードの種類が複雑に分かれているという事もない。
イラストはシリーズでおなじみのクレメンツ・フランツ氏。彼がイラストを描くだけで面白そうに見える自分は、もう中毒者なのだろう。
ちなみにこのゲームは「豆の皇后シシィ」と同じく、オーストリアボードゲーム博物館がリリースするゲームである。そのため、流通が非常に細い。
しかし、ウヴェ氏の本家ルックアウトゲームズから「オー・マイ・グッズ」としてリリースされる予定らしいので、少ししたら入手もしやすくなるだろうということだ。

さて。
このゲームは前述のとおり「祈り働け」シリーズということになっている。知らない方のために説明しておくと、「祈り働け」は膨大な情報量のワーカープレイス×拡大再生産ゲームである。ワーカーを配置して資源を確保・拡大して資産を増やし、心神深そうな事に携わることで勝利点を得る。
特徴はシリーズでも群を抜くリソースの種類の多さ。もうパソコンゲームにした方が良いんじゃないかってくらいの煩雑さで、苦手な人も多くいるのが実際のところだ。

であるから「ロイヤルグッズ」においても、プレイヤーは日々労働に勤しみ、慎ましく暮らす事を目指す…ことはせず、やっぱりバリバリの資本主義で資産拡大を目論むのである。

royalg02.jpg
ゲームにおける1日の流れは以下のとおりだ。

①朝フェイズ:朝の取れ高が発表される
②計画フェイズ:今日一日何をするか決める
③夕方フェイズ:本日の最終的取れ高が発表される
④成果フェイズ:取れ高や手札を使い、1日のアウトプットを生成する

最初に山札のカードを1枚ずつ、太陽マークが2つ出るまでめくり続ける。ここでめくられたカードが、本日朝の段階で確定している共通のリソースである。
この朝の取れ高を確認したうえで、プレイヤーは今日一日の計画を立てなければならない。

royalg03.jpg
計画フェイズで考える事は大きく2つ。
1つは労働者をどの建物で働かせるか。
もう1つは今日建物を建てるか、建てるなら何を立てるか。

まず働かせたい建物に労働者を配置する。のだが、労働者を配置したところで、必要なリソースが揃っていないと生産は出来ない。
リソースは朝の取れ高で一部が公開されているが、それだけでは生産が難しい施設がほとんどだ。

一応、「マンマミーア」方式で生産時に手札のカードをリソースとして出すことも出来るが、手札は後述する建物として使用したいのが本音だ。

となると、朝と同じ方式で公開される夕方の取れ高に期待せざるをえない。つまり、祈るのである。「泥でろ~泥でろ~泥でろ~!」てな具合に。本家「祈り働け」に祈る要素なんてほとんどなかったが、「ロイヤルグッズ」は基本“祈り”である。

そうして夕方の取れ高が発表されたら、プレイヤーは労働者が働いている建物からグッズを生産し、その資産価値を使用して建物を得るのである。

royalg04.jpg
誰かが8枚目の建物を建てた日が、最終日となる。
建物には勝利点がついており、その他のボーナス点と併せて勝者が決まる。

このゲームのポイントは如何に効率よくグッズ生産を行えるかという所だ。グッズを生産する際、特定のリソースやグッズを追加投入することで、その個数を割り増しできる“チェーン”というルールを最大限活用することが求められる。
採算性の高いグッズ工場を作ることを目標とし、生産物が連鎖するように建物を選ぶのである。

と言っても、これがなかなか難しい。
連鎖が上手く行かない時は、助っ人労働者を雇いまくる人海戦術を展開してもよいかもしれない。
うむ。小箱ながら十分にゲーマーズの手応え。
それでいてコンポーネントとルールは思いのほかスッキリしている。意外に綺麗なプロダクトだったのはうれしい収穫だ。

【評価】
   7.jpg

【所感まとめ】
あの煩雑で膨大な情報量を誇る収穫シリーズが、“小箱に詰まっている”というところで、企画としてはもう成功しているように思います。本家シリーズに比べればシンプルなゲームにはなっていますが、建物効果で大爆発を狙える楽しみは変わりません。ちょっとざっくりしてるかなと思うところはありますが、小箱なので突き詰めずに遊ぶイメージです。
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