紹介:ウィザード

なんと世界大会まで開かれるという「ウィザード」。
確かに、ベーシックなカード構成といい、クラシカルなルールといい、何かスト
イックな迫力があるかも。

IMG_2155.jpg
これはAmigo版。他のメーカーのデザインからすると亜流らしい。
づるづるカードだし、得点用メモが入っているので個人的には文句ありません。
ビジュアル的にはあまり売れそうにないけど。

IMG_2157.jpg
カード構成はトランプそっくり。ジョーカーの代わりにウィザードと道化師が各4枚。
実際に他メーカーのカードはそのまんまトランプのデザインなんだけど、Amigo
版はファンタジーなイラストが描かれている。(しかも写真のとおり、同じ色の
カードは繋がるのだ!)
青は人間、赤はドワーフ、緑はエルフ、黄色が巨人族。

内部設定がまた素晴らしく、
「ストーンヘンジがまだ魔法の大学だった頃、このカードゲームは予言力を鍛え
るために行われていた。現在はその意味こそ失えど、同じ用にゲームとして遊ば
れている。」
というのだ。ナイス度胸!

IMG_2160.jpg
ルールはわりとオーソドックスなトリック・テイキング(カードを順番に出して、
一番強いカードの人が全部貰う。)なんだけど、前述のとおり“予言”の要素が
ある。

各プレイヤーはカードが配分された時点で、自分がこのラウンドで何回勝てそう
なのかを予測して宣言する。
これが当たればボーナス点が入り、外れれば外れるほどマイナス点になる。
トリックに勝つこと自体でも得点にはなるので、積極的に勝ちを狙いたくはなる
のだが、やばそうな時は控えめにすることで保険+ボーナスも狙える。

IMG_2165.jpg
後はラウンドにより配分される枚数が違うということ。
1ラウンド目は1枚で、2ラウンド目は2枚。後は比例して・・・。
後半になるほど予測が難しく、逆転の要素も十分。

七つの印とか、レイジとかとほぼ同じなのでルール的にはこれといった印象はな
いんだけど、「ストーンヘンジがまだ魔法の大学だった頃・・・いまでも遊ばれ
ている」という素敵な設定が素晴らしいと思うわけ。

【所感】
ということで、設定が素晴らしいと思うんですが、幾分難しいんじゃないかと思
います。トリックテイキングの駆け引きとその面白さがわかっていないと、ちょっ
とつらいかなぁという印象です。実際、「へ?どうやって予測すんの?」という
状況になってしまうみたいです。※現実には予測+調整となるのですが。
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