紹介:スノウテイル
過酷な犬ぞりレースをテーマにした本格ゲームが登場!その名も「スノウテイル」。
マイナーメーカーからレアなアウトドア系テーマという思い切ったリリース。
それともこの作者、ラモント兄弟が有名なのか?

雪国っぽいデザインに好感がもてる。
けっこう大き目の箱で、コンポーネントも細かくはないが多め。
というのもリーダー1よろしく、コースボードが複数入っていて自由にコースを作ることができるようになっているからだ。
これにより基本は短距離のレースのところを、ユーコンクエストのように長距離持久戦にすることも可能。

まずはコース作り。いくつかサンプルが載っているのでその中から難易度をみて選ぶ。
犬ぞりの操作は慣れるまで難しいので、最初は障害の少ないコースを選ぼう。
後半で紹介する“針葉樹”などは経験を積んでおかないと避けるのも困難だ。

各自は自分の犬ぞりボードを手元に持っていて、ここに犬カードを出していくことによってスピードや左右のバランスを操作する。
手番ではカードを1?3枚、犬ぞりボードに置くことができる。置く場所は
?左の犬?右の犬?ブレーキ
の3ヵ所。ただし手番に複数枚のカードを出すときはすべて同じ数字でなければならない。
例えばブレーキに2のカードを置き、さらに右の犬にもカードを出したいときは、その数字も2でなくてはならないのだ。
手札は5枚なのでなかなか思う通りにはいかない。
ちなみに犬ぞりのスピードは、左の犬と右の犬の数字を足して、ブレーキの数字を引いたものだ。
上の写真の場合3+4-3で、4になる。この数字分だけ前へ進むことができる。

ゴーゴー!!
かわいいそり駒はなかなかいい感じ。
接触にも気をつけなくてはならないので先に動けるトップポジションキープも大事だ。

犬ぞりのスピード計算はわかったけど、左右への移動はどうするの?
もちろん犬ぞりは犬に引っ張られているので、より強く引っ張る犬がいる方にスライドする。
上の写真では左の犬が右の犬より2だけ強く引っ張っているので、この犬ぞりは走行中に左方向へ2マスだけスライドする。
この操作が難しいんだ!
手札が限られている中でコースに合わせてスライドし、さらにライバルをよけるのは至難の業!
思い切ったコース取りをしたいなら数字のカウンティングもしておいた方がよさそう。

ズズーーー!!っとヘアピンをカービング。
見ての通りコースライン自体が曲がってくれているので、スライドが必要な数はたいして多くない。
しかし内側を回った方がはるかに短距離ですませられるのだ。
また、カーブの入り口には“安全な進入速度”というものが設定されている。
これを守らずに突破すると、凹みカードというペナルティカードを受け取らなければならない。

凹みカードは手札の1枚に数えられて、出すこともできなければ捨てることもできない。
つまり手札を圧縮して操作性を著しく低下させるのだ。
これを2枚も喰らうとかなり痛い。後半に1枚許容するくらいの警戒心があった方がいいだろう。

“針葉樹”ゾーンはかなり過酷。
よけきれんよ。これは。
ただこの針葉樹は苗木ということなので、最初にぶつかった時点でなくなってくれる。
だからあとから追いかけてくるプレイヤーの方が走りやすくなるわけだ。
そして最後に・・・・・

おまけについてくるマーカー。
これは何かというと、長考するプレイヤーに押し付けるらしい。
特に効果はないのだが、「こののろま野郎!」という意味っぽい。
確かにこのゲームは慣れないと長考してしまう。
サクサクやるにはなかなか難しいゲームですよ。
【所感】
レースゲームとしては特に目新しいところはないかもしれませんが、引っ張られてる感をしっかりゲームに持ち込んでいるのは良いです。本文に書いたとおり慣れないと「う??ん」と考えないと正確な決断が下せません。
3人以上だと衝突が頻発し、本物のユーコンクエストばりにリタイヤします^^
マイナーメーカーからレアなアウトドア系テーマという思い切ったリリース。
それともこの作者、ラモント兄弟が有名なのか?

雪国っぽいデザインに好感がもてる。
けっこう大き目の箱で、コンポーネントも細かくはないが多め。
というのもリーダー1よろしく、コースボードが複数入っていて自由にコースを作ることができるようになっているからだ。
これにより基本は短距離のレースのところを、ユーコンクエストのように長距離持久戦にすることも可能。

まずはコース作り。いくつかサンプルが載っているのでその中から難易度をみて選ぶ。
犬ぞりの操作は慣れるまで難しいので、最初は障害の少ないコースを選ぼう。
後半で紹介する“針葉樹”などは経験を積んでおかないと避けるのも困難だ。

各自は自分の犬ぞりボードを手元に持っていて、ここに犬カードを出していくことによってスピードや左右のバランスを操作する。
手番ではカードを1?3枚、犬ぞりボードに置くことができる。置く場所は
?左の犬?右の犬?ブレーキ
の3ヵ所。ただし手番に複数枚のカードを出すときはすべて同じ数字でなければならない。
例えばブレーキに2のカードを置き、さらに右の犬にもカードを出したいときは、その数字も2でなくてはならないのだ。
手札は5枚なのでなかなか思う通りにはいかない。
ちなみに犬ぞりのスピードは、左の犬と右の犬の数字を足して、ブレーキの数字を引いたものだ。
上の写真の場合3+4-3で、4になる。この数字分だけ前へ進むことができる。

ゴーゴー!!
かわいいそり駒はなかなかいい感じ。
接触にも気をつけなくてはならないので先に動けるトップポジションキープも大事だ。

犬ぞりのスピード計算はわかったけど、左右への移動はどうするの?
もちろん犬ぞりは犬に引っ張られているので、より強く引っ張る犬がいる方にスライドする。
上の写真では左の犬が右の犬より2だけ強く引っ張っているので、この犬ぞりは走行中に左方向へ2マスだけスライドする。
この操作が難しいんだ!
手札が限られている中でコースに合わせてスライドし、さらにライバルをよけるのは至難の業!
思い切ったコース取りをしたいなら数字のカウンティングもしておいた方がよさそう。

ズズーーー!!っとヘアピンをカービング。
見ての通りコースライン自体が曲がってくれているので、スライドが必要な数はたいして多くない。
しかし内側を回った方がはるかに短距離ですませられるのだ。
また、カーブの入り口には“安全な進入速度”というものが設定されている。
これを守らずに突破すると、凹みカードというペナルティカードを受け取らなければならない。

凹みカードは手札の1枚に数えられて、出すこともできなければ捨てることもできない。
つまり手札を圧縮して操作性を著しく低下させるのだ。
これを2枚も喰らうとかなり痛い。後半に1枚許容するくらいの警戒心があった方がいいだろう。

“針葉樹”ゾーンはかなり過酷。
よけきれんよ。これは。
ただこの針葉樹は苗木ということなので、最初にぶつかった時点でなくなってくれる。
だからあとから追いかけてくるプレイヤーの方が走りやすくなるわけだ。
そして最後に・・・・・

おまけについてくるマーカー。
これは何かというと、長考するプレイヤーに押し付けるらしい。
特に効果はないのだが、「こののろま野郎!」という意味っぽい。
確かにこのゲームは慣れないと長考してしまう。
サクサクやるにはなかなか難しいゲームですよ。
【所感】

レースゲームとしては特に目新しいところはないかもしれませんが、引っ張られてる感をしっかりゲームに持ち込んでいるのは良いです。本文に書いたとおり慣れないと「う??ん」と考えないと正確な決断が下せません。
3人以上だと衝突が頻発し、本物のユーコンクエストばりにリタイヤします^^
コメント
2008/12/30(火) 21:58:36 | URL | bisco #mQop/nM.[ 編集]
こうやって画像を見ると、早くプレイしたくなります。
うちはまだ・・・届かない(苦笑
うちはまだ・・・届かない(苦笑
2008/12/30(火) 22:46:57 | URL | ふうか #3fIBvpkA[ 編集]
biscoさん
私はアイデアが先だったような気がしますねぇ。
マーカーは他のゲームにも互換性がありますって説明書にかいてありましたよ^^
ふうかさん
これはやってみると長考の意味がわかると思いますよ!
結構難しいです。
コーナー進入速度さえなくなってくれれば簡単なんですが^^
私はアイデアが先だったような気がしますねぇ。
マーカーは他のゲームにも互換性がありますって説明書にかいてありましたよ^^
ふうかさん
これはやってみると長考の意味がわかると思いますよ!
結構難しいです。
コーナー進入速度さえなくなってくれれば簡単なんですが^^
2008/12/31(水) 09:34:13 | URL | 海長とオビ湾 #-[ 編集]
ルールいただきました
突然失礼いたします。そらみみと申します。
日本語訳ルールを利用させていただいております、大変読みやすく、また親切な訳者注ありと細やかな心遣いに感動いたしました。
質問なのですが勝利条件がいまいちわからないのです。英文ルールも見てみたのですがやはり海長とオビ湾さんの訳通りFinish後一番遠くまで進んでいた人の勝ちとしか読めず?マークとなっております。
と言うのも実際にプレイをしたときに1位とその下の順位がかなり距離が開いてしまい同じターンでゴールとはならなかったのです。1位がゴールした後数ターンかかって皆ゴールしたのですがそれでも一番遠くまで進んでいた人が勝ちとするとこの結果はどうなんだろう?と皆悩んでしまったのです。
海長とオビ湾さんがプレイしたときはどのような結果だったでしょうか?ここでこのような質問は場違いなのかもしれませんがよろしければお返事をいただければ幸いです。
日本語訳ルールを利用させていただいております、大変読みやすく、また親切な訳者注ありと細やかな心遣いに感動いたしました。
質問なのですが勝利条件がいまいちわからないのです。英文ルールも見てみたのですがやはり海長とオビ湾さんの訳通りFinish後一番遠くまで進んでいた人の勝ちとしか読めず?マークとなっております。
と言うのも実際にプレイをしたときに1位とその下の順位がかなり距離が開いてしまい同じターンでゴールとはならなかったのです。1位がゴールした後数ターンかかって皆ゴールしたのですがそれでも一番遠くまで進んでいた人が勝ちとするとこの結果はどうなんだろう?と皆悩んでしまったのです。
海長とオビ湾さんがプレイしたときはどのような結果だったでしょうか?ここでこのような質問は場違いなのかもしれませんがよろしければお返事をいただければ幸いです。
2009/02/23(月) 00:47:20 | URL | そらみみ #-[ 編集]
こりゃすみません。
誤訳ですね。
同じラウンドでゴールした人の中では距離で決めますが、ラウンドが違えば順位を越すことはできません。
直しましたんで、ダウンロードしてみてください。
誤訳ですね。
同じラウンドでゴールした人の中では距離で決めますが、ラウンドが違えば順位を越すことはできません。
直しましたんで、ダウンロードしてみてください。
2009/02/23(月) 01:56:07 | URL | 海長とオビ湾 #-[ 編集]
ありがとうございます。
ルール、早速いただきました!
ありがとうございます。
冬のうちにやっておきたかったんですよね、このゲーム。
2頭立てそりの左右への振られ感とレースのスピード感、両方よく表現されていてワイワイ楽しめました。
今度ご紹介の映画も観てから、再度遊びたいと思います。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
冬のうちにやっておきたかったんですよね、このゲーム。
2頭立てそりの左右への振られ感とレースのスピード感、両方よく表現されていてワイワイ楽しめました。
今度ご紹介の映画も観てから、再度遊びたいと思います。
ありがとうございました。
2009/02/23(月) 23:46:35 | URL | そらみみ #-[ 編集]
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スライドの処理とカーブのマス構成がいい感じですね、これ。
アイデアとテーマ、どっちが先なんでしょうねえ。
にしても、最後のマーカーがステキすぎ(笑。
僕もなんか作ろうかなあ。