紹介:ドラゴンパレード

「ドラゴンパレード」は中国の紫禁城周辺を舞台にした予想&ブラフゲーム。
春節を迎えるお祭りでドラゴンがあちらへこちらへ踊りまくる。
プレイヤーは露天商となってベストポジションを目指すのだ!

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Z-MAN製でデザインはクニツィア。
オフ海で盛り上がって以来、実はこっそり好きなゲームだったのだがいかんせん人数がいたほうが面白いゲームなので眠りがちであった。
ボックスイラストは迫力もあってまぁまぁかと。

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ボードには紫禁城と繁華街が描かれている。
紫禁城の前って繁華街だったか??
ちなみに繁華街は左手の赤、右手の黄色に分かれている。
ここをドラゴンが行き来するのだ。

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ドラゴン。
かなり良い出来でしょう。
さらに奥に見えるのがこのゲームの勝利点である通貨。
5点分の通過は真ん中に穴まで開いていて雰囲気がある。
全体的にコンポーネントは好評価。

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各自に6枚のカードが配られる。
このカードを使ってドラゴンを動かすのだ。
赤いカードなら赤の方向へ、黄色いカードなら黄色の方向へドラゴンは動いていく。

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手番になったらカードを出してドラゴンを動かすだけでなく、自分の露天商を最終的にドラゴンが止まりそうな場所を予測して配置する。ドラゴンが最後に止まった場所が大祭のベストポジションであり、もっとも勝利点を稼げる場所なのだ。
とはいえ、初めは自分の手札を頼りになんとなく配置していく。

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カードを3枚使って、露天商を3個置いたところで最終フェイズが始まる。
この時点で他のプレイヤーがどんな手札を残していて、どのあたりにドラゴンを持ってきたいのかがわかってくる。そして残る3枚の中から1枚を選んで残し、それぞれその1枚でドラゴンの最後の移動を行うのだ。
これがなんとも食えないルール!他人の読みを利用したり、読まれても大丈夫と踏み切ったり、最後の一手にがぜん力が入ってくるのだ!

ちなみに得点の入り方は露天商の配置状況にもよるので、ぴったりでなくともOK。
とくに隣接して並んでいる露天商たちは皆同じだけの勝利点がもらえるので、固まっているプレイヤー同士の間には協力意識が芽生えたりする。
「おい!最後頼むぞ!」
「まかせとけ!」
って感じ。
人数が多ければ多いほど振り回されて面白いゲームになります。

【所感】
カード運と他人との絡みで絶妙におもしろいゲームに仕上がっていると思います。
最後に2枚捨てるので結局4枚しか使わないわけですが、他のプレイヤーが自身ありげに露天商を置いているのを見たら、それに応じて自分の計画を修正したりなど、どのカードを残すかも重要だったりします。
コンポーネントも出来が良く、お勧めの一品です。
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