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紹介:王への誓願

ダイスゲームの面白いところは“サイコロの目に一喜一憂できる”というのが一般的かもしれないが、「王への誓願」はそういったパーティー気分とはちょっと違う雰囲気を持った渋めのゲームだ。

プレイヤーの目的は王に誓願を通してもらうこと。
沢山の人が王に伺いを立てている中、うまく王様を納得させるには並外れた説得力が必要である。
このゲームではプレイヤーの説得力をサイコロで表し、その出目によってまずは周辺にいる様々な役職の登場人物を説得する。つまり根回しだ。
これを繰り返して最終的に誰が王を納得させるかを競うものである。

IMG_3102.jpg
ダイスゲームとは思えない格調高い見た目。
Amigo製の中小箱なのでとてもコンパクト。
主な中身はダイスゲームらしく大量のサイコロと、とても綺麗な絵の描かれた職業カードだ。

IMG_3095.jpg
まずは王国を準備。
王と女王を天辺にして影響力順に職業カードをならべる。
彼らを説得することでその援助を受け、さらに次の職業カードを説得していくという流れ。下の方のカードは説得しやすく、上へ行くほど説得するのが難しくなっている。

IMG_3096.jpg
初期の説得力は全員3。つまりサイコロ3個。
手番になったらこのサイコロを全て振って、1つ以上の出目を確定させて残りを振り直して・・・・を繰り返す。ダイスゲームによくある形だ。
こうして確定した出目で職業カードを1手番で1枚まで説得することができる。

各職業カードには説得するために必要な出目と、説得した後に効果を発揮する援助効果が書かれている。
説得するための条件は「ぞろ目が●個」とか「合計が●●以上」といったものだ。
最初は“農夫”などの安い職業しか説得できないが、地味に援助を積み重ねていくことで高い職業も容易に説得できるようになる。
ぞろ目●個とか無理だろー!と思うかもしれないが下に紹介する各職業の援助を活用すれば大抵のことはできてしまうのだ。

各職業カードの持っている援助効果にはいくつかのパターンがある。
?:初期サイコロを増やす系
IMG_3099.jpg
通常手番のはじめは3個のサイコロではじめなければならないが、この系統の職業カードを説得することではじめのサイコロを増やすことができる。
“サイコロが増える=振る回数が増える”なので純粋に馬力が上がる。
序盤に説得しておきたい職業であり、かつ序盤から容易に説得できる職業である。
(ゆえに序盤の出目運で勝負が決まってしまうことは少ない。)
「農夫」「ペテン師」など。

?:決まった出目を途中で投入系
IMG_3101.jpg
手番の最中にサイコロを1個増やすことができる。
しかも決まった数字の出目として増やすことができるので、計画的に使うことが出来る。投入後は確保せずに振り直しも可能という便利さ。
中盤以降の馬力アップは基本的にこれ。
「狩人」「騎士」など。

?:サイコロの出目を変化させる系
IMG_3100.jpg
振って出たサイコロの出目を一定のルールのもと変化させることができる。
変化のルールは職業ごとに違い、一律に数字を足すものから簡単な計算式を用いるものまで。
主に沢山のぞろ目を作りたいときに使う。
絶対に必要な職業では無いけれど、運の要素を排除するためには超重要。
ある程度馬力が整ってきた中盤から説得していきたい。
「商人」「錬金術士」など。

また、これらの援助効果はそれぞれ手番中に1回ずつだけ使うことができる。

IMG_3098.jpg
王への最初の説得に必要なのはサイコロ7個のぞろ目。
各プレイヤーもしっかり根回しを進めていけば大量のぞろ目を作れるようになっているはずだ。

最初の説得に成功したプレイヤーは王だけなく女王の職業カードも手に入れることができる。
ただし、これでゲームに買ったことにはならない。
この後全プレイヤーが参加して最終弁論が行われるのだ。

最終弁論は各プレイヤーがこれまでと同じようにサイコロを振っていく。
ただしこの時の目標は出来る限り沢山のぞろ目を作ること。さらにぞろ目の出目はできるかぎり大きいほうが良いというもの。
王と王妃の職業カードを説得したプレイヤーが最後に最終弁論を行って、最も沢山のぞろ目を作ったプレイヤーが王を最終的に説得したことになり、ゲームに勝利する。

最終弁論ではそれまでのプレイヤーがどれだけ強い組み合わせを作ったのかを見て、チャレンジ&調整できるので、後のプレイヤーになるほど有利。
最初に王を説得して王妃の職業カードを持っているプレイヤーはかなり勝ちに近づいているわけ。

Amigoの製造は終わってしまって残念ながら絶版の模様。
サイトで見る限りではQueenの「天空の巨人」がルール的には近いように思うのだけど、どうなんだろう。

【所感】
いかに運をマネジメントするかが面白いゲームです。
下から取り込んでいって段々と影響力をつけていくあたりがテーマと合致していて好感触です。
あまり多人数で遊ぶとやたらと待ち時間が長くなってしまうので、3人くらいまでがちょうど良いかと。
カードのイラストが綺麗で、実在の絵画がモデルになってたりします。
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コメント

言われてみればそーかも。>天空の巨人
ただ王への誓願の方がテーマ性もあり特殊効果も派手かと。

天空の巨人はメインのヒンデンブルグがいまいちに勝負に関係ない場合があるのが残念かも。
2009/02/19(木) 21:09:23 | URL | 流 #ffdknq3A[ 編集]
流さん 情報どうもです。
やっぱりタイプとしては似てるんですね。

飛行船というテーマは大好きなんですが、変な形の設計図みたいのが気になって結局買いませんでした。あれって空想の飛行船みたいのも入ってるんですかね?

どうせなら許可とってもらって、「ツェッペリン」という名前で出して欲しかったなぁ。
2009/02/20(金) 00:11:47 | URL | 海長とオビ湾 #-[ 編集]
お聞きしたいのですが・・・
いつも楽しく拝見しております。
このゲーム、興味を持った頃にはすでに絶版でして、なんとか海外から購入予定となったものの、日本語ルールの入手先が見つからずのありさまです。
どちらかで、和訳ルールなど公開しているところをご存じないでしょうか?
お心当たりあるようでしたら、お教えいただけるとありがたいのですが。。
よろしくお願いいたします。
2009/02/20(金) 01:44:29 | URL | gen #-[ 編集]
http://www7a.biglobe.ne.jp/~bluebear/MyBSW/MU_LIST/UmKuK/CardList.html
この辺でわかりそうですが、いかがでしょう。
2009/02/20(金) 02:29:28 | URL | 海長とオビ湾 #-[ 編集]
すみません。さっそくありがとうございました。
とても参考になりました!
これでようやく遊べるようになりそうです。
これからもおもしろいボードゲームを教えてください。
楽しみにしております。
2009/02/20(金) 19:30:50 | URL | gen #-[ 編集]
天空の巨人はダイスが出目の偏った特殊ダイス、
これを王への誓願のように条件を満たして技術者や部品を獲得。
その効果で、ダイスが増えたり修正されたり。
王への誓願と違うのは途中で飛行船を完成=得点となること。
もちろん、条件の厳しいものほど高得点。
結果的に複数の飛行船を完成させることになるので、
堅実というか、コツコツ進めていく感じがありますね。

1度しか遊んだことがなく、飛行船にも詳しくないので、
船体が実在するかどうかは分からず。
2009/02/20(金) 22:12:03 | URL | 流 #ffdknq3A[ 編集]
ふむふむなるほどぉ。
飛行船自体は好きなので気なってるんですよねぇ。
情報ありがとうございます。
2009/02/21(土) 15:55:17 | URL | 海長とオビ湾 #-[ 編集]

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