ミラーズ★★☆☆☆

鏡の中の自分が、まるで自分でないように思える不気味さ。
鏡を通して出しか見れないなにかが見えてしまいそうな恐怖感。
鏡ってのは昔から霊的な比喩ではよく引き合いにだされるアイテムだ。
その“鏡の怖さ”をそのまんま映画にしたのが今回のレビュー作品、「ミラーズ」だ。

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(2009/07/03)
キーファー・サザーランドポーラ・パットン

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監督はスプラッター映画の新鋭アジャ。(後から気づいた。どおりで。)
主演に「24」のジャックバウアーを添えて、オカルトホラーに挑んでいる。

『元警官の主人公が廃デパートの管理人を請け負った。その直後から鏡を通して異常な現象を体験することになる。ついには家族を殺された主人公が鏡に要求を尋ねると、エシカーなるものを探せと言う。
はたしてエシカーを見つけ出し、鏡の要求にこたえることができるだろうか。』
って感じ。

異常現象の発端がデパートの過去(旧マタイ大病院)に関連があり、肝であるエシカーは鏡の無い修道院に隠居しているなど、後半は若干おもしろいエピソード展開をする。
しかし、いかんせんおもしろくない。

一番の問題は“グロいだけで怖くない”こと。
鏡が起こす現象は残酷で悪魔的ではあるが、衝撃的というだけで芯から怖くなるような冷たさがない。私達が“鏡”から感じることのある恐怖感を、この映画はまったく再現していない。
とにかく銃をぶっ放す主人公と、でかいサウンドエフェクトに演出された派手なことをする鏡。
始終“ジャック・バウアー VS 鏡”みたいな見え方でとにかく作りが荒い。

さらに言えば、こんな凡庸な物語で映画が面白くなりえるはずも無い。
ホーンテッドマンションにエクソシスト系の話を乗せて、それで終わり?掻い摘んだだけで終わっているように思える。この映画の面白いところはここ!ってのが欠如している。
ほとんどアクション映画。

あまりにも“鏡”という題材に頼りすぎた出来だと感じた。
観るのが辛いというほどではないので★2つ。
スプラッターシーンはすごいので、その辺好きな人なら評価上がると思うけど。
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