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Flashbacks of a Fool ★★★☆☆

ダニエル・クレイグの劇場スルー作品「フラッシュバック」。
DVD直行になった理由はわかるけどそこまで悪い作品でもない。
日本版予告、DVD箱からはあたかもサスペンスであるかのように受け取れるのだが、実際は青春回想型のヒューマンドラマである。全体的にミスリーディング。
正直このいい加減なプロモーションには憤りを感じるのだけど、まぁ本筋からずれるので置いておこう。ちなみにダニエルも製作陣に加わった低予算映画だ。

ダニエル・クレイグ演じるは、旬を過ぎたハリウッド・スター。何不自由ない境遇の中、ドラッグ・酒・女にまみれて怠惰な生活を送っている彼に、故郷の母親から旧友の訃報が知らされる。

物語は彼がはるか昔に捨て去った故郷と、その苦い記憶を辿っていく。

ということで、ダニエルの出演は最初と最後。
それ以外は映画「ピーターパン」のハリー・イーデンが若き日を演じる。

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(2009/06/03)
ダニエル・クレイグハリー・イーデン

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時は70年代前半。
鮮やかに甦る若き日の感動と誘惑、罪悪感。
まだ若い青年の感情を、ボウイ、ロキシーミュージックといったBGMが見事に浮き上がらせる。

余談だが、やはり70年代をテーマにした回想的青春映画はBGMに恵まれている。
映画「Almost Famous」でも非常に効果的だった。(というか、あれはそのものだったわけで、ほとんどサントラだが。)当時は音楽が青春の代弁だった側面もあるので、至極当然の作りでもある。
一々ルー・リードのレコードが置かれていたり、親父世代がニンマリするように出来ているのだ。

(しかしルースの踊るロキシーミュージックが良かった。
この曲がキーソングになるので力は入れて当然としても、えらい可愛い子に、うまいこと踊らせたもんだね。この子誰だろう?どっかで見たことあるような気もするんだけど・・・。)

そんな感じで甘酸っぱい青春期が過ぎていくと思いきや、突如あまりにも重すぎる事件が主人公に降りかかる。その重さに耐えられなかった彼は、一人故郷を捨てるのだった・・・・。的な。

この後はダニエルに戻って物語の精算が始まるのだが、如何せん最後の思い出が苦すぎて空気が一変。観る人の中には映画自体への印象を悪くする人もいるだろう。
ただし。この雰囲気の転換によってでしか、僕らは主人公に追いつくことができなかったはずだ。旧友の死からすべてをフラッシュバックさせる彼の衝撃を、監督はうまい方法で演出したと思う。

最後はまたロキシーミュージック・・・。

それは良しとして・・・・う?ん。どうでしょう。
原題「Flashbacks of a Fool」そのままなのは置いておいて、イブリンの首が見つかってないとか、必要?
微妙な甘さがそこかしこに残る、まさしく自主製作映画らしいところも。

あまりに地味すぎて劇場で流行らないことは確かだし、それほどの何かがある映画でもない。それでも一部の親父世代は共感するところのある作品。
一応オビ湾はまだ20代後半ですが・・・★3つ。
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