紹介:指輪物語・対決

海長はルグウィンとエンデが大好きだが、指輪物語も同じくらい好きである。
そもそも指輪物語がなければゲド戦記はないし、ゲド戦記がなければスターウォ
ーズもなかったろう。だから指輪物語は海長の恩師である。
今回は数多い恩師のゲームの中から、2人用で評判のいい「指輪物語・対決」を。

07-12-02_17-40.jpg

かっこいいね。イラストも書き込まれていてGood。
ちなみにツォッホLサイズ。

このゲームを一言でいうならば、"軍人将棋"である。
光と闇の両軍が、相手にはわからない9つの駒を操って勝負する。
ただ、勝利条件が光と闇で異なる。
【光の勝利条件】
・フロドがモルドールのマスに入る。
 ※モルドールは闇の陣地の最も奥。
【闇の勝利条件】
・フロドを退治する。
・ホビット庄に闇側の駒が3駒以上入る。

つまり、光側は弱小フロドを、強敵ひしめく敵陣の奥地まで進ませなければ勝て
ないのだ。なんと絶望的。

200712010049000.jpg

初期配置はこんな感じ。
フロドをどこに潜ませておくか。なかなか悩ましい。

しかし、闇側もじっくり考えなくては勝てないつくりになっている。
というのも両陣9つの駒はそれぞれキャラクターに沿った能力を持っているから
だ。

光側の能力を少しだけ紹介すると、
◆フロド
⇒闇駒と遭遇したとき、瞬時に横のマスへ回避することができる。
 ※フロドであることはばれる。
◆ボロミア
⇒闇駒と遭遇したとき、無条件で相打ちになる。要は自爆。
◆レゴラス
⇒フライングナズグルと遭遇したとき、瞬時にフライングナズグルを倒せる。
という感じ。

光側はそれぞれの数値(書き忘れたが、各駒には強さを表す数値がある)で、闇
駒に大きく劣っているが、能力はなかなかに強力。
ボロミアの自爆でバルログ退治だ(笑)!!

07-12-02_17-44.jpg

駒にはイラストと能力が書かれている。
能力は英語だけどそんなにむずかしくないぞ。

さらにさらに、このゲームには原作ファンがニヤリとするようなしかけがいっぱ
いあるのだ。(例えば、光側には闇陣営への近道となるモリア坑道があるが、バ
ルログが間にいると即死亡。などなど)

ちなみに海長が持っているのはデラックス版で、むかしはもっとちっこいのがあ
ったのだ。デラックス版で変わったのは

?ボードと駒の大きさ。ゴージャスになった。
?キャラが増えた。光と闇のキャラクターにそれぞれ9つのバリエーションが増
 えた。ゴクリやウルクハイも使えるようになった。
?スペシャルカード(追加ルールで使用)の種類が増えた。
ってとこだろうか。

しかしこのゲーム。よくできてるわ。
クニツィアさまさまだな。
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