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新宿インシデント★★★★☆

「ラッシュアワーやポリスストーリーを作り続けることはできない。」
アクション封印宣言をした成龍は俳優としての新たな境地へ挑戦する。
喋ってスター、動いてスターのジャッキーが“弱者”を演じることで何が起こるのか。
歌舞伎町を舞台に繰り広げられる任侠映画に、映画人成龍の魂を観る。

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香港の俳優・監督であるイー・トンシンが中国人密入国者の視点で新宿裏社会を描いている。
90年代の新宿で、滞在許可を持たない中国人が生きるために行なってきたこと。中国人同士の派閥問題、血生臭いヤクザとの関係。事の真偽は別としても、一切飾り気のない展開はリアリティがある。

それでもまっとうに暮らしたい。仲間には平穏な生活をしてほしい。
元々は恋人を追って入国した成龍が、やがて仲間を守るために次々と自分を犠牲にしていく。
しかしやったらやられる裏社会。ましてや外国人である彼らの居場所など、そう易々と手に入るものではない。ひたむきさの先に掴もうとした夢が、掴めなかった無念とすがすがしさ。
いち密入国者の過酷な人生に、生きる情熱と哀愁を感じる映画である。

成龍はひたすら地味に、実直にこの密入国者を演じている。喧嘩も下手くそ、面白いことも言わない。
そんな役を真摯に演じる彼の姿に、もう文句は言えない。
いつだって観客のため、体を張りアイデアを振り絞った映画人成龍は間違いなくこのスクリーンにも存在した。
尊敬してやまない成龍。久々にその実感を味あわせていただいた。
仁侠映画なのでそれらしい“つくりの粗さ”が随所に見られるが、愛を持って成龍を見れるのであれば記念碑的作品ともなりうる映画である。
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コメント

CM見ただけでは、”ジャッキーが新宿を舞台にチンピラ映画”
としか思ってなかったけど、意外?な高評価ですな。
気にしておきます。
2009/11/04(水) 23:51:34 | URL | むらちゃん #-[ 編集]
面白かったとか面白くなかったとかいうタイプの映画じゃないんだけどね、まぁ出来は普通の任侠映画だよ。
ジャッキー・チェンの中にバスター・キートンを見ていた人たちにとっては辛い転進だっただけに、決意表明みたいなこの映画の出来は良い意味での“ジャッキーの背中”だったよ。
2009/11/05(木) 12:20:53 | URL | 海長とオビ湾 #-[ 編集]

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