紹介:目玉焼き騒動

HABA小箱シリーズは今年も良作づくし。
新作「目玉焼き騒動」はキュートなタイルもさることながら、物語性のあるテーマが魅力のメモリーゲームだ。
作者は「オー、ファラオ」、「出発進行!」のティロ・ハッツラー。

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HABAでは初めて見るイラストレーターさん。どうも絵本書きの人らしい。
中に入っているフライパンタイルがなんとも可愛く、エッグバートさん人形も裏表があって良く出来ている。

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目玉焼きが大好きなエッグバートさんは、今日もニワトリ小屋に卵をとりにやってきます。ところがどっこい様子がおかしい。雄鶏も雌鳥もまったく見当たらないじゃないですか。
卵をとられたくないニワトリ達は干草の中に隠れてしまったようです。

プレイヤーは写真中央の干草をあさってニワトリを見つける役だ。

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まずは目玉焼きを何個焼きたいか決めて、エッグバートさんを置く。
次にサイコロを振って、何色のニワトリを見つける必要があるかを決める。
サイコロで指定された色のニワトリを、目玉焼きを焼きたい数だけ見つけることができれば、見事フライパンを得点としてゲットできるというわけだ。

サイコロの出目には何色にするか自分で決めることのできる“雌鶏”や、ニワトリを見つけなくても即座にフライパンをもらえる“卵”などがある。一挙攻勢をかけるため、序盤から“卵”を期待して目玉焼き4つにチャレンジするのも面白い。

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基本的にはメモリーゲームなので、徐々にニワトリの場所がわかってきてたくさんの目玉焼きに挑戦できるようになる。見事な収束性だ。

【所感】★★★★★★★☆☆☆
メモリーゲームには珍しく“目玉焼きを作るためにニワトリを探す”という物語性があるところが良いですね。
リスクのあるチャレンジができるという点が子供以外でも楽しめる要素になっています。内容物のクオリティも高く、同じ価格帯でもおススメの一品です。
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