スピンオフ紹介:ドミニオンへの招待

ドミニオンシリーズの日本語版を手がけているホビージャパンさんから、ドミニオンの研究書籍「ドミニオンへの招待」が発売されたのは、皆さんご存知のとおり。

ドミニオンへの招待ドミニオンへの招待
(2010/03/12)
不明

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そういえば、一時期かなりの回数遊んでたなぁ、と。
「海辺」あたりからキリがない気がしてちょっと遠のいてしまったようだ。
これを機会にちょっとドミニオンの面白さを思い出してみようかなぁなんて、そんな動機で購入した。

事前に告知のあったとおり、これまでにリリースされている全てのカードが紹介されている。
面白いのは、4人のプレイヤーが各カードに10点満点形式の格付けをしているところ。またそれに関するコメントもしっかりと入れられている。
ドミニオンは自分の戦略を妄想していくところが面白さの1つだと思う。だからこの記事は他人の頭を覗いている様で愉快なのだ。

これを読んで、「自分の戦略に磨きをかけよう!」ということも幾分かは可能なのかもしれないが、ご存知のとおりあまりにケースバイケースなので、それを主な目的として購入するのは少々もったいないだろう。
編集側もその辺は計算済みで作ってるんじゃないかな。

付録でついてくる「へそくり」も購入動機の1つ。
資金繰りを若干調整できるカードということで、他のプロモーションカードに比べるとやや地味。
ひょっとしていっぱいあったら・・・?
※すごろくやさんにて「へそくり用ドミニオンパンツ/カット済」も発売中。


しかしどうしても気になってしまうのが、目次をすぎると突然始まる“萌え調マンガ”。
おおよそドミニオンというゲームからは連想できない体操着ブルマの女の子と、ロボットの女子高生?が登場して初心者向けの解説をする・・・。

でもね、これを表紙に持ってこないところがホビージャパンさんの優しいところですよ。外から見る限りはわからないので所蔵するうえでは障害がない。


【所感】★★★★★★☆☆☆☆
ボードゲームのこういう本ってやっぱり新鮮ですね。そういう意味で楽しめる部分があります。勝ちたいならこうしろ!って本ではなく、みんながどんなこと考えてるのかに焦点があたっているところが気軽で良かったです。(まぁ、みんな勝つために考えてるんですけど・・・)
ドミニオンを引っ張り出してやりたくなりました。
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