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マイレージ、マイライフ★★★★☆

ジョージ・クルーニー演じるは1年のうち300日以上を出張で過ごすリストラ宣告人。
お客さんから依頼を受けて、上司の代わりにクビを宣告する処刑執行役だ。
この仕事、めちゃくちゃキツい。
感情的になる人、理由を問いただす人、冷静に受け止めたのちに自殺する人・・・。
崖に突き落とすほうだって、そうそう平常心でいられたものではない。
(ちなみに、この映画の超リアルなリストラシーンがすごい!笑えん!)

しかしこのスマートなおっさん、ジョージ・クルーニーは平気な顔でやってのける。
毎日、何人もの家族持ちをバッサリとリストラしている。
感情がないわけではない。彼は自分の仕事に情熱を感じている。
彼が仕事について語った言葉に、「(リストラされた人に)希望の光が見えるところまで導く」という台詞がある。このとおり、彼はしっかりと血の通った人間である。相手の気持ちだって、人並み以上に察することができる。
それでありながら、(いや、そうであるからなのか、理由は詳しく描かれないが)彼は人間関係の重さに真っ向立ち向かうことをやめ、鉄の男になった。

鉄の男の孤高の趣味が「マイレージ集め」。目指すは7人目の1000万マイル到達。
このまま出張人生を続けていけば、いつかはその夢もかなうはず・・・。

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そこに立ちはだかったのが小娘新入社員、ナタリー。
なんと、リストラ宣告をネットで済ませようと提案する。
このガキャーー!そんな単純な仕事じゃねーぞ!っと反発するジョージ・クルーニーだが、そこはご時世。出張費が85%もカットとなると会社も前向きに動き出す。
反発した分、逆にナタリーの教育係にさせられてしまう彼。
かくして鉄の男の優雅な一人旅は、生意気な小娘を連れたお守り旅となってしまう。

さらに旅先で出合った大人の女性ヴェラ・ファーミガ。
同じ出張族ということでフランクで後腐れない関係だったのだが、これまた小娘の説教でグラリと頭を揺さぶられてしまう鉄の男。

若くて直情的なナタリーと、分かり合えているような気がするヴェラ・ファーミガ。2人の女性とふれあうことで、鉄の男は変わりはじめる。
孤高の存在として生き続けることに何の意味があるのか。自分が捨ててきたものを振り返ってみようと、彼は動き出す。しかし・・・

考えてみればこの物語、最初っから皮肉なことばかりだった。
クルーニーの性格とその仕事ぶり。直情小娘の無情な提案。
なんとも・・・。悲しい男の物語である。

そんな彼がついに1000万マイルを達成する。
夢にまで見た機長との会話。1000万マイルのクラブカード。
ついに成し遂げた!最年少記録達成!
そんな俺の人生って、幸福なんだろうか。


大切であるべき人たちの場所から、あまりにも遠くまで来てしまった。
1000万マイルも離れた遠い空の上で、今日も彼はひとりぼっち。
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