エスター★★★☆☆、くもりときどきミートボール★★★★☆

◆エスター★★★☆☆
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まずはネタバレ厳禁のエスター。
このラストは絶対に読めないと聞いてはいたが、いやもう、間違いなく無理。
ということで、今回はネタバレしないように物語は割愛します。

いやしかし。
全般的にありえなすぎてどうしようもないんだけど、このアホらしい仕掛けには本当にまいった。いやーそうくる?もう2周りくらいレベルの低いどんでん返しを想像していただけに余計楽しめた。

でもさぁ、その結末を知らないうちは結構えぐいものを見せ続けられるんだよね。
理由を知れば納得はできるんだけど、不快なシーンがいっぱいあるもんだから観てて気分が良くない。

ヴェラ・ファーミガはエロいってことで、いいにしましょうか。

◆くもりときどきミートボール★★★★☆
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「世界中の人が、イワシは不味いってことに気付いたんだ」
イワシ缶メーカーが倒産した港町。みんなでイワシを消費しまくる悲惨な町。
欲深な市長もろくなもんじゃない。
そんなとき、1人の青年が“水から食べ物を産み出すスーパーマシン”を発明する。誰にも理解されなかった天性の発明家がついに故郷を救う!

ポロポロと弾けて転がるハンバーガーがとてもかわいらしい、見た目だけでも楽しめる。お腹が空いている時に観た方がいいだろう。

物語も絵面もデフォルメが利いていてナイス。
ハンバーガーが降ってきたらどうなるだろうとか、ゼリーの家に住みたいとか、そういう子供気溢れるライトな夢を素直に楽しませてくれる。

しかし夢は夢。おいしいことはそう長く続かない。
終盤は発明家VS発明品のド派手なアクションが展開する。
最後は思いのほかハートフルで、綺麗にハッピーエンド。

全ての努力は報われるというテーマが気持ちいい形で伝わってくる、嫌味のなさ。
キャラクターが愛されているんがわかる。無駄な登場人物がいないのだ。
お猿もかわいい。お猿キャラって神経を逆ナデする役割になることが多いんだけど、この映画の中では癒し系。

とても素晴らしい映画。
しかし国内では「3D吹替版」以外の上映は一切なかった。
たくさんの子供に観てほしいが、大人が観ても感じ入るものがある映画だけに、ざんねん。

そういえばイワシの言われようがちょっとかわいそうなんだけど、物語をそこへ回帰させるのはさすがに難しいか。
イワシだっておいしいぞ!がんばれイワシ漁!
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コメント

ミートボールは個人的にWALL-Eよりも好きなくらいです。イワシの件はラストの市長のセリフ(特に吹替版のニュアンス)でいろいろひっくるめて回収したと言えなくもないかと。
2010/04/03(土) 23:19:13 | URL | hirocean #-[ 編集]
おもしろいですよねぇ。これ。笑えるし。
WALL-Eはアニメーションでっていうよりはもう、立派な映画タイプなんですよね。チャップリンの街の灯なんすよ、あれは。

ミートボールは、とてもよくできたアニメーション映画!って感じで久々楽しめたアニメです。もっともっと、売れてもいいと思う。
2010/04/03(土) 23:33:37 | URL | オビ湾 #-[ 編集]

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