紹介:ドラゴン・ディエゴ

「ドラゴン・ディエゴ」はHABAの新作アクションゲーム。
今年のドイツ年間ゲーム大賞のキッズ部門にもノミネートしている作品で、久々にメモリーでもなく、ガチアクションでもない期待の大型ゲームだ。

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横長のHABAゲームを紹介するのは久々かも。
イラストのとおり、ドラゴンがファイヤーボールを吐くゲーム。
箱の下側がファイヤーボールを転がせる傾斜つきの土台になっている。

土台から発射されたファイヤーボールは傾斜の下にあるスポットに収まる。
スポットにはマークが描かれており、手番のプレイヤーは秘密裏に決められたスポットへ玉を入れることによって得点することができる。

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手番になったら他の人に見られないようにターゲットタイルをめくる。
3つのファイヤーボールを指で弾き、ターゲットタイルに描かれたスポットに入れる毎に1点を得ることが出来る。
しかし。これが中々難しい。ひとつひとつのスポットはファイヤーボールに比べてやや狭め。
3つのボールはスタート地点が違うので、1回目で感触を掴んで・・・・ということが通用しないのだ。

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手番でない人も黙ってみているだけではない。
手番のプレイヤーがどのターゲットを狙っているか、手元の選択肢から選んで予想する。
見事にターゲットを当てて見せた人は、ご褒美として1点を貰うことができるのだ。

手番外でコンスタントに1点を確保していけると、大きく勝利に近づく。
だから手番のプレイヤーは、自分がどこを狙っているのかバレないように玉を打たなければならない。
時にはダミーのターゲットを狙ってみたりなど、微妙にブラフを聞かせながら玉弾きをするというのがこのゲームの肝だが、想像以上に玉が狙ったところに入らないのでハプニング続出!

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点を取るごとにボックスのヘリに付けたドラゴンを前に進める。
ラベンスバーガーの「おばけのジェットコースター」と同じ得点トラックギミック。
可愛くてよいと思う。
もちろん、ゲーム終了時に一番進んでいた人の勝ち。

手番のプレイヤーが得点を得るためにアクションに挑戦し、周りの人はチャレンジをするという形態は「クロンダイク」に似ている。
でもこちらの方がいくらかシンプルな印象だ。

【所感】★★★★★★★☆☆☆
自分の手番で3つともターゲットに入れていけば大量得点!って思っちゃいますが、なかなか上手くいかないところが好バランスです。できれば自分が2個入れて、他の皆がはずす、くらいを目指すというか。
他の人が手番のときはその目線を追ったり、ブラフを見極めたり、微妙な心理戦が楽しめますが、むしろ心理戦を挑んでおきながら大失敗しているということが多く、なんだか笑いを誘います。
大人も頼める良作です。お勧め!
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