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アウトレイジ★★★☆☆

久々の北野映画なのでワクワクしながら劇場へ。
良くも悪くも、毎回期待を裏切ってくれる数少ない刺激的な監督。
さすがに「この男、凶暴につき」の心が底冷えするような“冷たさ”を今になっても期待しているわけではないが、迫力あるアップ、考えさせる間、印象に残る台詞は癖になる。
今回はダメだったなぁ?と思っても、新作は毎回観にいってしまう。
そんな監督は海外でも中々いるもんじゃない。

20091201121718_00_400.jpg
山王会傘下、池本組の面々を主人公としたヤクザモノ群像劇。
池本組は村瀬組と兄弟の契りを交わしており、くすり商売を見逃す代わりに、そのあがりを受け取る関係にあった。
ある日、ドラッグに否定的で村瀬組との関係を良しとしない会長から、本家若頭を通して警告を受ける。
表上だけでも村瀬組との関係をこじらせようという些細ないざこざから、この物語は始まる。

ビートたけし演じる大友は、池元組を親とする大友組の組長。
池元組のやっかいごとのために手を汚す、実働部隊だ。
大友組の若頭である水野(椎名桔平)とその弟分を中心に、村瀬組の排除は進むのだったが・・・。

いいように操られる大友組。村瀬組のシマを狙う池元組の各幹部。
上から下へ都合の良い裏切りが連鎖して、大友とその仲間は窮地に追い詰められる。
大友組組員が次々と消されていくなか、裏では山王会の大政権交代が進んでいるのであった。

些細ないざこざが山王会会長交代という大事に至る。
砂山の端を削ったら、その頂点が削れたという話。


「全員悪人」

なるほどそのとおり。それ以外の余分なものがない。
登場人物が全員悪人っていうネタの全力一本勝負なのだ。

飲んで食っては殺し、飲んで食っては殺す。
やりすぎなくらい露骨で暴力的。躊躇したらこの映画のネタが崩れてしまう。
思いっきりやりすぎて、中盤からはほとんどギャグになってる。笑ってしまった。
面白くもない差別発言を不自然に入れてくるなど、ネタに対する本気度アピールが印象的。

こういう目的がハッキリした映画も良いものだと思う。
そりゃあ、北野監督に期待しているものはもっと大きいかもしれない。
しかしだ。果たして他のどの映画監督が、こんなに面白くてくだらないことをしてくれるというのだ。

今回もビビットな北野色が楽しめて満足だった。
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