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BG紹介:サピエンス

『原始の戦略ドミノ』

(調べたことはないが)原始人の生活は(きっと)過酷だ。
もともとサルだったわけで、他の地上の動物に比べたら走るのも遅いし、殴りあったら負けてしまうだろう。そんな彼らが洞穴ではない立派な住まい"竪穴住居"を作るには、食べ物も水も豊富で、外敵の少ない理想郷が必要だ。
Ielloの大箱ゲーム「サピエンス」は、そんな原始人の理想郷開拓をテーマにしたゲームである。


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洞穴を抜けると、そこは桃源郷だった
Ielloのボックスはテカテカスベスベしている。
豊かな谷を覗き見るサピエンスの後ろ姿が哀しい。

「サピエンス」において、プレイヤーは一族を率いる族長として谷の開拓計画を進めなければならない。具体的にはドミノのような原始タイルをドミノの容量で接続し、その効果を持って食料と住まいを確保するのだ。

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プレイヤーは各自が入植する“谷”ボードを受け取る。受け取ったばかりの谷はまだ開拓が進んでおらず、原生林と平地しか存在しない。
ボードの脇には個人的なサプライとして4枚の原始タイルが置かれる。手番ではこの原始タイルのうち1枚をボードにプレイする。その後、共通のサプライから個人のサプライに使用した分のタイルを補充するのだ。

1枚の原始タイルには、ドミノタイルと同じように2つのアイコンが示されている。
マンモス、森、水、火、住居、儀式、武力。この7つのアイコンが1つずつだ。同じアイコンが2つ示されたタイルは無い。

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最初の洞穴を決めたら、そこからドミノ式にタイルを繋げていくことになる。ドミノ式とはつまるところ“同じアイコンが繋がるように”という意味だ。異なるアイコンが接してしまうような置き方は許されない。
よって、谷を埋めるタイルは隙間だらけになるが、ゲームの目的は谷をタイルで埋める事ではないので問題ない。
また、アイコンが繋がる度に、その特殊効果を使用することが出来る。
タイルを交換できる効果や、他プレイヤーの邪魔を出来るもの、それから勝利点に繋がるものなど、種類は多彩だ。

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プレイヤーが谷を開拓していくうえで得たいモノ。それは「食料」と「住居」だ。
「食料」はタイルを置いた時に、接したアイコンの下にある数字の分だけ手に入れる事が出来る。他にも、森アイコンの特殊効果や、マンモスアイコンの特殊効果でも手に入る。その機会はゲーム中に頻繁に訪れるのだが、一度に入る数は少ないのでコツコツ積み上げるイメージだ。

「住居」を手に入れるのはちょっと難しい。谷の各地に点在している洞穴スポットに、タイルをぴったりはめ込む必要がある。(特殊効果アイコンが置かれている洞穴は、そのアイコンと同種のアイコンを重ねる必要もある。)
これにより手に入る点数は大きい。しかし、タイルを置いているだけでも得られる「食料」と違い、それ相応の準備をしておかなければならない。

そんな感じでこのゲームには2つの勝利点が存在する。
のだが、これらの得点を合計するのではないところが面白い。

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プレイヤーの最終得点は「食料」と「住居」の得点のうち“低い方の得点”なのである。
どちらかで大きく伸ばしただけではダメなのだ。
前述のように取り方の異なる2つの得点を、バランスよく取らなければならないのが面白い。

ドミノ式と言うと簡単に遊べそうと思うかもしれない。が、「サピエンス」は考えなしに点数を得ようとすると、盤面がドン詰まってしまうゲームバランスになっている。後々の事も考えて配置する計画性が必要な、中量級ゲームだ。

【評価】
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【所感まとめ】
特殊効果は覚えなければなりませんが、基本ルールはドミノ+αで、シンプルな構成です。しかし、絶妙な盤面の狭さ、食料点の配置、住居点の得にくさで、かなり歯応えのあるゲームになっています。
タイルの質やイラストをはじめ、コンポーネントの満足度も高いですね。
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BG紹介:オール・マイ・アニマルズ

『ゆるふわ動物博士』

アミーゴのイエローシリーズに幾つかある‟「オール・マイ・~」シリーズ”の一角、「オール・マイ・アニマルズ」はキッズ向け定番ネタの一つである‟動物トリビアゲーム”だ。カードの表に動物の絵が描かれて、裏にステータスが記載されている、あの類のゲームである。

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毎年数本のイエローシリーズをリリースするシュタウペ先生。
キッズゲームなので大胆な仕組みは期待できないものの、これだけ継続してシンプルゲームを出し続けられるのがすごい。
イラストはイエローシリーズ&シュタウペ作でおなじみのフロイデンライヒ夫妻。

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中身は動物トリビアゲームによくあるカード群。イエローシリーズなので厚紙質。
パッケのイラストとカードのUIはフロイデンライヒ氏だけど、動物のイラストは別。この手のゲームはイラストが図鑑みたいなテイストのことがほとんどなんだけど、何かルールでもあるのか、少しでも勉強している感があった方がいいのか。

さて、みなさんのご想像どおり、このゲームは各種動物のステータスを予想して回答する、動物クイズの一種である。とはいえ、シュタウペ先生もゲーム作家。回答方法はちょっとパズルゲーム風味。

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動物カードはイラストを表向きにして3×3に並べられている。
手番になるとお題カードが与えられるのだが、そのお題とは…
・体重(昇順)
・身長(昇順)
・絶滅危惧種(全てがそうか否か)
・群生するか(全てがそうか否か)
である。
このカードを、縦列か横列か斜めか、いずれかの直線で条件の合うと思うところに置く。

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裏返して答え合わせ。
正解だったらカード1枚をゲット。
これを繰り返し、5枚集めたプレイヤーが勝利する。
う~ん、平凡!

【評価】
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【所感まとめ】
同じ系統のゲームはすごく多いので、もう少し差別化できる部分があってもよいかもしれませんが…。イエローシリーズはだいたいこのくらいの遊びやすいゲームにまとめられています。


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BG紹介:あべこべランド

『右が左で左が右で』

シュタウペのイエローシリーズも、残すは片手で数えられるくらいになってきている。
ここから先は、似たゲームが多いからなのか、国内では流通のないものが続く。
今回紹介する「あべこべランド」は、その名の通り”全てがあべこべ”な世界を想定して答える反射ゲームである。

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Amigo缶。
イラストはおなじみフロイデンライヒ夫妻。
缶でないバージョンはどこを探しても見当たらなかった。

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中身。Amigo缶は内側の設計がギリギリなので、カードが傷みやすいので注意しよう。
入っているカードは、‟モノを表すカード”と‟ベクトルを表すカード”だ。
前者は言葉そのままとして、後者は説明が必要だろう。
このゲームの世界では、全てがあべこべである。よって、「左」と言えば「右」、「上」といえば「下」、「ワン」と言えば「ニャン」なのだ。
“ベクトルを表すカード”には、この「左」や「上」(方向のベクトル)、そして回答として答えてほしい問題提示として「名前」と「音」がある(質問の種類)。カードの上側には方向のベクトルが示されており、下側には質問の種類が示されている。

初心者向けレベルでは、以下のような配置を作ってゲームを始める。
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親プレイヤーが“ベクトルを表すカード”をめくったら、そのあとは早押し回答ゲームとなる。
例えば、上でめくったカードでは「左」の「名前」と示されている。が、ここで頭をあべこべランドの法則に従わせて考える必要がある。
全てはあべこべなので、そう、答えは「右」の「音」だ。
つまり「ワン!」が正解である。

最初に回答できたプレイヤーはカードをもらえる。このカードの枚数を競うのだ。

より上級者向けに、青いカードも一式入っており、倍の情報量で遊ぶこともできる。その場合は方向と質問の種類に加え、色もあべこべに回答する必要があり、難易度が上がるのである。

【評価】
   4star.jpg

【所感まとめ】
得意不得意が出るタイプの子供ゲームです。シュタウペのイエローシリーズの中では、「右に左に」や、「ハンカチ落とし」に近いかもしれません。ただ、もともと文字情報は頭で解釈しているので、慣れればあべこべルール通りに脳が処理できるようになります。そうなると、ほとんどかるたですね。


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ドゥームナイト新世紀 ~ ロイヤルグッズ(オーマイ・グッズ)、キャスティング

「私の世界の味方」が校了してホクホク顔のタナカマ氏にエッセンとは何かを手ほどきしていただく第二弾。
タナカーマー、ペガ氏、オビ湾。

◆ロイヤルグッズ (オー・マイ・グッズ)
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オーストリアボードゲーム博物館がリリースした「祈り、働け」のカードゲーム。
作者はアレクサンダー・プフィスターで、なんと小箱サイズ。
しかもこのサイズで、まさかの計画性と熟練度を求めてくるから恐ろしい!
朝の取れ高で何をするか決め、午後の豊作を祈り、労働の結果を算出する。アウトプットは午後の取れ高次第ということもしばしば。出てくれ~出てくれ~と祈るのである。つまりなんと!祈り働けではないか!アホ素晴らしい!

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いわゆるGoodsがなくても、基礎資源だけでGoodsの生産は可能である。しかし、勝利に近づく大量生産はチェーンという追加生産機能を働かせることが必要であり、高度な機能はGoodsでしか再回転させることができなくなっている。
3、4日目には「これで稼いだるで!」という一攫千金プランを立てたいところだが…。

◆キャスティング
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アンユージュアルサスペクツに続くタナカーマーの飛び道具第二弾。
アンユージュアルとキャスティングは似てる様でアプローチが全く異なる。アンユージュアルは参考人の主観を探るゲームだが、キャスティングはアダ名付け大喜利である。お題はたくさん入っているけど、あまり関係ないかな…。

以上。
プレゼント付きアンケートもやっているので、ぜひご参加ください。
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カジノロワイヤル小箱辞典400タイトルアンケート~ボーナンザ・オールスター予選!

こんばんわ。

実をいうと、数週間まえにカジノロワイヤルの小箱辞典は、その紹介数が400タイトルになりました。
目標は年内でしたが、半年で70タイトルを済ませたこともあって、逆に年内まで持ちませんでした。

ということで、これからやりたいことはいろいろあるんですが、まずは400タイトル記念として、すこし長期にわたるプレゼント付きアンケート企画をやりたいと思っております。

目標は「ボーナンザ・オールスター」の選出。
これから月に1回、アンケートを実施していき、各上位何豆かをオールスター戦に選出するというものです。

ということで、今回は…
ボーナンザ基本セット人気投票
にご協力いただきたく。

というわけで、以下の候補の中から1豆選んで、教えてくださいませ。
(結果は後日ランキングにして発表させていただきやす)

第一回候補豆は以下の通り。
基本「ボーナンザ」からの選出で、予選突破枠は1.5。
(0.5は得票数にて選出の可能性がある補欠です)

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●20豆:ブルー・ビーン
●18豆:チリ・ビーン
●16豆:スティンク・ビーン
●14豆:グリーン・ビーン
●12豆:ソイ・ビーン
●10豆:ブラックアイ・ビーン
●8豆:レッド・ビーン
●6豆:ガーデン・ビーン


英語名にしてありますが、ドイツ語で回答いただいてもかまいません。

今月のプレゼントはこんな感じす。
<プレゼントの内容>
・チームプレイ/シュミット・シュピール(新品・和訳付き) 1名様
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では、アンケートの参加方法について。

<参加方法と諸注意>
◆参加方法
この記事に対してCommentを記入してください。
 ①nameにハンドルネームなど自分だとわかるものを記入してください。
  ※別にいつも使ってるネームでなくてもかまいません。
  ※他の人とかぶりそうな名前はさけてください。
 ②commentsに好きな豆を1つ書いてください。
 ③secret?をマークして、"秘密にする"設定にしてください。【超重要】
 ④記載内容を確認し、特に③を忘れていないか確認して、
   「コメントを送信」してください。

★締切期日:2015年11月25日24時
★抽選当選者への連絡方法:本ブログで結果の発表とともに、当選者のハンドルネームを公開します。当選したハンドルネームの方は、該当記事に対して"秘密にする"設定で住所等をご連絡いただきます。その際、アンケートで記載いただいた豆と投票日を本人確認のために再度記入していただきますので、忘れないようにどこかにメモっておいてください。
結果発表は締切から1週間以内を予定しています。

◆諸注意
・参加資格は特にありませんが、プレゼントの海外発送は致しません。
・アンケートの段階では個人情報を書き込まないでください。
・当選者からいただいた個人情報はプレゼントの発送以外に一切使用しません。
・プレゼントの発送費用は当方が負担します。
・プレゼントの当選者は抽選で決めます。

以上です。
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週刊オビ通 ~ ニューサピエンスの襲来とカニバリズム

毎度おなじみ非週刊の週刊オビ通。

◆サピエンス
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原始戦略ドミノ。
古典ゲームのエンジンを使ってはいるものの、特殊効果による派手なアクションに加え、詰め将棋的なパズルもある。
ある程度勝利への型みたいなものはありそうで、その定石を守る必要はあると思うものの、プレイ感は意外にも多彩。
見た目より難しいゲームなので、誰でも楽しめるってわけじゃないかな。

◆サマラ
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運要素なしのアブストラクト。
2人でやると結構ガチガチなプレイ感で、後半の処理感は少々つらいものがあった。
が、シークレットタスクを含めた拡張ルールを導入したら、一部がぼんやりして少し具合が良くなった。
リソースを人月一本に絞ったところがスマート。佳作。

◆カニボーン
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ルックアウトゲームズの小箱ボーナンザ。にしては珍しく、拡張ではなくスタンドアロン。
ボーナンザシリーズの中では特異な方で、拡張特有のテキスト効果だけでなく、ルール上の変更点も多め。
ガシガシやりあう感じと、捨て札を吸収してダイナミックになる交換フェイズなど、個性が強い。

以上。
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BG紹介:ブルームサービス

『東北東に進路を取れ』

特殊効果つきトリックで強めのインタラクションが楽しめる、大変に人気のあったカードゲーム「魔法にかかったみたい」が、ボードゲームになって帰ってきた。しかも安定の強さでKDJまで受賞。世界観は共通だけど、舞台を魔女の宅急便にしたことで陰湿さもなくなり、こいつは売れるぞってオーラがある。
今回は「魔法にかかったみたい」のレビューを使って楽に紹介を進めようと思ったのに、調べたらこのサイトでは紹介していなかった。クッ!めんどく(ry

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ラベンスバーガーのアレアライン。箱は「魔法にかかったみたい」よりも一回り大きくなっている。
ジジイとババアで陰気だったところから、若い魔女絵とパケ絵が大幅改善。黒いポーンまで付いて、欲しくなる見た目してるぜほんと。

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中身。ボードと駒とカード。
カードはドイツ語版と英語版の2セットが入っているのが素晴らしい。
シールを作らなくとも英語であれば全てを覚える必要はないし、シールを作ったら使わないドイツ語カードに貼ればよいのだ。
久々にアレアのコンポーネントに触ったけど、やっぱりいい。このシックさとざらつく手触りがカッコイイね。

さて。このゲームはプレイヤーが自分の魔女やドルイドや妖精を使い、主に魔女の秘薬を配ることによる得点を競うレースである。
道中に手に入れることのできるリソースは橙薬・緑薬・紫薬・魔法の杖の4つ。これらを使ってあれやこれや活躍しちゃおう!

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各プレイヤーは2つの駒を持っており、それぞれボードの左下にある2つの城に1つずつ置かれている。
世界は森、草原、丘、山岳、湖の5つの地形で出来ている。そこに秘薬の到着をいまかいまかと待っている“塔”が点在している。塔の色は、その塔が欲している薬の種類を表し、数字は届けたことによる勝利点を表している。
さらに丘と山岳と湖には雲が漂っていることもある。雲は我々の進行を妨げるお邪魔要素で、これを取り払うことも魔法界では評価の対象となっている。

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特徴的なゲーム進行はマストフォローを利用したアクションカード選択制。
まず10枚のカードからそのラウンドに使用するカードを4枚選択。それを1枚ずつ出すことで、移動したり、薬を届けたり、雲をけしたりする。しかし、そう簡単に良いアクションを実行できないのがこのゲームの面白いところ。

アクションカードには強気のアクションと弱気のアクションが併記されている。プレイヤーはアクションを行う前に、強きで行くか弱気で行くかを決める必要がある。弱気で行く場合は即座にそのアクションを行うことができるが、強きに比べるとかなり弱い内容になっている。対して強気で行く場合は、即座にアクションを行うことはできず、他のプレイヤーが同じアクションで強気を宣言しなかった場合にのみ実行できるという制限がある。(最初のプレイヤーがアクションカードをプレイすると、そのカードを選んでいたプレイヤーは時計回りの順番で同じアクションを行わなければならない。この過程で、強気、弱気の駆け引きが出てくる。)

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駒が移動し、塔に薬が置かれていく工程が、実にボードゲームらしくて満足感がある。
ゲームはヴァリエーションを段階的に加えることができるようになっており、ボードの裏面を使う場合は様々な追加タイルが投入され、得点方法が多彩になってくる。基本ゲームでは東北東方向に行くことで塔の点数が高くなっていくので、そちらに移動していくのが基本方針だと思うが、ヴァリエーションを入れていくことでさらに違った戦略を組めるようになる。

「魔法にかかったみたい」よりもカード枚数が少なく、しかもボード上に駒があることで各プレイヤーのやりたいことが見える化されていることもあり、遊びやすさが上昇している。長く遊べそうだ。

【評価】
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【所感まとめ】
フォロー&強気弱気で駆け引きの強いゲームエンジンはそのままに、遊びやすく、雰囲気もよくなって帰ってきた凱旋王者です。ヴァリエーションを段階的に取り入れて、フルルールで遊びましょう。
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BG紹介:豆の皇后シシィ

『皇后様バンザイ!』

毎年のようにシリーズが出ている人気作「ボーナンザ」。
小箱カードゲームでこれほど多くの派生を持つゲームはないだろう。
そしてその派生は、大きく2つの路線に分けられる。
1つはウヴェ様の本家であるルックアウトゲームズからでる拡張モノで、「アイゼンボーン」や「ボーネディクト」など、通常のボーナンザにルールを加えた上級者向けの路線。
もう1つはアミーゴから出る「ファン&イージー」、「はじめての~」、「ダイスゲーム」などのスタンドアロンもので、本家のルールを一部簡易化したカジュアル向けの路線だ。

そして今日紹介する「豆の皇后シシィ」。
これが実は、ルックアウトでもアミーゴでもない珍しい一品。
オース トリアボードゲーム博物館がリリースしたオリジナルボーナンザなのだ。
作者はウヴェ様。拡張ではなく、これ単体で遊ぶことが出来る。

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テーマとなっているのは、その名の通り、シシィ。
ご年配の方はご存知だと思う、映画「プリンセス・シシー」のシシィだ。
ところでオーストリアボードゲーム博物館ってボーナンザのオリジナル版が出せるほど、力入れてるんですかね。羨ましいですね。

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カードは全てオリジナル。最たる特徴は、左側のカード、もちろん皇后シシィのカードだ。これがなんと50枚も入っている。
50枚というと、このゲームのカードのおおよそ半分弱を占めることになる。とにかく手札にも場札にも良く出てくるのだが、ボーナメーターはもちろん控えめである。
ただし、唯一右側のチリビーンよりは優れた換金率になっていることは、一応知っておいた方がよいだろう。
シシィ以外の豆(みな皇后さまより位の低い、召使、もしくはパンピー)のアイコンは、基本セットのアイコンと同じになっているが、イラストとボーナメーターはオリジナルだ。

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皇后様にお仕えせよ!

通常のボーナンザとの大きな違いは、豆の植え方にある。
なんと、皇后様にお仕えする下々のモノは、常に皇后様の前後を固めなければならないのだ。
もちろん、豆を植えるときは一番手前のボーナメーターを参照することになる。
つまり、50枚もあるシシィを使い、レアな豆の嵩増しすることが可能。なわけだが、交互に植えるのは中々難しいし、シシィが前にいる状態で収穫する羽目になると泣けてくる…

もし交互に植えることができなかった場合、自分の手番の最後にやってくる"シシィチェック"でクビチョンパ。必ず収穫しなければならない。"シシィチェック"は自分手番の最後なので、それまでにちょっとした猶予はあるのだが…。

sissi04.jpg
そしてもう一つのルール変更が、このゲームの特徴を決定づけている。
手札の補充が、手番の最後に3枚ではなく、誰かの手番の最後に1枚、なのだ。
つまり、4人以上で遊ぶとものすごい勢いで手札が増えていく。これにより、手札の交換が活発になるのだ。シシィとシシィの1対1交換だけは都合が良すぎるので認められていないが、双方がシシィを含んだ大量のカード交換がじゃんじゃん行われるバランスとなっている。
シシィの価値が畑と手札の様子によって変わってくるところが面白い。

【評価】
   7.jpg

【所感まとめ】
点数はボーナンザの基礎点ありきではあります。が、皇后シシィ様をゲーム上でどんな存在にするか、という企画が面白く働いていると思います。効率的に交換するスキルが必要なので、ボーナンザに慣れている必要はあるでしょう。
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ドゥームナイト新世紀 ~エッセンタナカマ凱旋イベント

エッセヌからタナカマさんも戻ってきて、師玉の新作が火を噴きました

ペガ、タナカマ、ズーシミ、タロちゃん、ワンフー。

◆ディノディール
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あまりにも見つからなかったのでドイツの古本屋経由で探してもらった、5年前のシャハト。KOSMOSからいくつか出た恐竜ゲームの一つで、カードに描かれた恐竜は全てユニークになっている。
ゲームはテーブルに公開されたカードに対して、各自が欲しい色をベット。自分だけだったらもらえるけど、バッティングしたらダイスで判定。運が悪いとベット用の札が一回休みなったりする。
これをひたすら繰り返し、取った枚数が最大のプレイヤーが勝利する。
10分で終わり、誰の印象にも残らなかった。シャハトは結構いい加減なゲーム多い。

◆アンユージュアルサスペクツ
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「ディクシット」以降トレンドになっている、主観による感覚の誤差を使ったゲーム。12人の容疑者から、参考人への質問を通して真犯人を当てるというもの。その質問が最高にアホで、「長風呂するタイプか」とか、「なにかをコレクトしているか」とか、本来なら証拠にならないような人となりを訊いていて面白い。
かなりよい。かなり。

◆Dr.エウレカ
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お題カードと一緒になるように試験管から試験管へ球を移し移し。
よくある「何回の移動で作れますか」みたいな雰囲気だけど、そんなこと考えてるより思いついた処理順で実現するのがスピーディー。
かなりよい。かなり。

◆レボルタ
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ブリキのロボットとヒヨコのゴム人形。旧世代おもちゃのガチンコマジョリティ対決。
革命万歳のルールマイナーチェンジらしく、ヴァリエーションで革命万歳に戻るという。
このルールはイケてると思う。

◆クニツィアのクニツィアによる…
ddddi.jpg
ルールが違ったのでノーカウント!

以上
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BG紹介:ドッグ・カードゲーム

『プライベートor協力の七並べ』


このゲームは「ドッグ」という「いらいらいしないで」をベースにしたタイトルの、カードゲーム版である。つまり、ドイツでは非常にメジャーなルールのカードゲーム化という事になる。
作者はクラマーとキースリング。超一流コンビだ。
ちなみにこの二人は、同じ時期に「いらいらしないで・カードゲーム」も作っている。
「ドッグ」も「いらいらしないで」も同じパチーシを元にシュミットが開発したゲームだが、「ドッグ」はカードで、「いらいらしないで」はサイコロで、双六をやるという違いがある。が、そんな違いもなんのその、この2つのカードゲーム版は元タイトルなどほとんど無視したルールになっているので、それぞれに楽しめば良いのである。
そもそも「ドッグ」はパチーシのカードゲーム版だしなぁ。

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シュミット箱。
何故、同じようなゲームなのに「ドッグ」は「ドッグ」なのだろうか。
おそらく、特殊カードで捨て札を漁る様が“犬畜生の様だ”ということなのだろう。

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中身。
数字カードがたっぷり入っている。
青いカードは普通のカードで、赤いカードが特殊な効果を持ったカードだ。

プレイヤーは、このカードを1から14まで順番に並べることを目指している。
毎手番1枚ずつ場に出して行くことになるが、もちろん出して補充、出して補充、だけでは並ぶはずもなく、そのために色々なアクションを行っていくのだ。
また、4人で遊ぶ場合のみ、このゲームはチーム制になる。人数限定にはなるが、どうもチーム制で遊ぶのがただしいスタイルの様だ。
チーム制では2人で2列、個人戦では1人2列を完成させることを目標とする。

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手番が来たら、
①カードを自分の場に出す
②場札と交換する
③赤いカードを出して効果を発動する
④手札とどこかにあるジョーカーを交換する
⑤手札を1枚捨てて、山札から1枚える
のいずれかを行う。

列の初めはもちろん1からだが、実は1と11が共通のカードになっていたり、13の赤カードも1の代わりに出せたりするので、最初の1枚がなかなか出せないということは、あまりないだろう。
また、チームメイトの前の列にもカードを出してあげることが可能である。

続く場札と交換する行為だが、これが非常に重要。
数字は順番通りにしか置けないので、引き運に頼っていてはいつまでも先に進めない。
場札は13枚並べられており、例えばその中の5番目のカードが欲しければ、手札から5のカードを捨て札にすることで、そのカードを得ることが出来るルールとなっている。
狙って取れる範囲は狭いものの、これを活用できないと勝ちはない。

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赤い特殊カードは、どの数字の代わりにもなるジョーカーや、カード交換の時に有利になるものなど。一部、他プレイヤーの最後のカードを盗むとか、雑なやつもある。
ジョーカーは特に便利だが、他のプレイヤーが本来あるべき数字を持っていると、ジョーカーと交換されることもある。

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見事14枚揃ったら、束にして14のカードをトップにして置いておく。
前述のとおり、個人戦ではこれを2個作ったら勝利だ。

コレと言った特徴もなく、新規性もなく、バランスが良いわけでもない。クラマーとキースリングでなければ作れないゲーム、というわけではないのが残念だ。

【評価】
   5.jpg

【所感まとめ】
シンプルな数字並べゲームです。ですので、チーム制くらいは導入されないと、少々退屈なゲームと言えます。もともとパチーシが今遊ぶには退屈すぎるゲームだと思うので、まぁ、これはこれかなって話かもしれません。チーム制で★5です。
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